可視化手法    

物体の可視化関数

MATLABは、種々の物体の可視化手法を適用できる関数を用意しています。つぎの表は、これらの関数を機能するデータのタイプ(スカラまたはベクトル)に基づいて2つのカテゴリにグループ分けしたものです。関数のリファレンスページには、使用法の例が記述されています。

スカラ物体データに対して用いる関数

コマンド
目的
contourslice
物体スライス平面にコンターを描画
isocaps
等特性サーフェスエンドキャップ図形の計算
isocolors
等特性サーフェスの頂点の色の計算
isonormals
等特性サーフェスの頂点の法線の計算
isosurface
物体データから等特性サーフェスデータを抽出
patch
patch(複数の多角形)グラフィックスオブジェクトの作成
reducepatch
patchの面の数を減らす
reducevolume
物体データセット内の要素数を減らす
shrinkfaces
patch面のサイズを小さくする
slice
物体にスライス平面を描画する
smooth3
3次元データの平滑化
surf2patch
surfaceデータをpatchデータに変換
subvolume
物体データセットのサブセットの抽出

ベクトル物体データに対して用いる関数

コマンド
目的
coneplot
3次元ベクトル場に速度ベクトルをコーンとしてプロット
curl
3次元ベクトル場のcurlおよび角速度を計算
divergence
3次元ベクトル場のDivergenceを計算
interpstreamspeed
ベクトル場の大きさからストリームラインの頂点を内挿
streamline
2次元または3次元ベクトルデータからストリームラインを描画
streamparticles
ベクトル物体データからストリーム粒子を描画
streamribbon
ベクトル物体データからストリームリボンを描画
streamslice
ベクトル物体データから間隔のあるストリームラインを描画
streamtube
ベクトル物体データからストリームチューブを描画
stream2
2次元ストリームラインデータを計算
stream3
3次元ストリームラインデータを計算
volumebounds
物体(スカラおよびベクトル)に対する座標の出力とカラーの範囲の出力


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