MATLAB Function Reference

reducevolume

3次元物体データ内の要素数を減少

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[nx,ny,nz,nv] = reducevolume(X,Y,Z,V,[Rx,Ry,Rz])
[nx,ny,nz,nv] = reducevolume(V,[Rx,Ry,Rz])
nv = reducevolume(...)

詳細

[nx,ny,nz,nv] = reducevolume(X,Y,Z,V,[Rx,Ry,Rz]) は、x軸方向にRx毎に、y軸方向にRy毎に、z軸方向にRz毎に、3次元物体データから要素を取り除きます。3要素ベクトルの代わりに、スカラRが設定されると、MATLABは、[R R R]と解釈します。

配列X, Y, Zは、3次元物体Vに関する座標を定義します。処理された結果は、nvに出力され、結果の座標もnx,ny,nzに出力されます。

[nx,ny,nz,nv] = reducevolume(V,[Rx,Ry,Rz]) は、配列X, Y, Zが、[X,Y,Z] = meshgrid(1:n,1:m,1:p)であると仮定しています。ここで、[m,n,p] = size(V)です。

nv = reducevolume(...) は、処理された結果の3次元物体のみを出力します。

例題

つぎの例題は、頭蓋骨のMRIスライスを集めたデータを使います。このデータは、種々の方法で処理されます。

• 4次元データを3次元データにし(squeeze)、その後、x,y方向で4サンプル毎、z方向ではすべてのサンプルを残すように間引きます。
• 間引きされたデータに、スムージングを適用します(smooth3)。
• 頭蓋骨の外観が、光が照射されたとき、表示が良くなるように再計算されるパッチの頂点の法線として作成される等平面になります(patch, isosurface, isonormals)。
• 内挿された面のカラーをもつ2番目のパッチ(p2)は、end capを描画します(FaceColor, isocaps)。
• オブジェクトの視点が設定されます(view, axis, daspect)。
• 100要素から構成されるグレースケールカラーマップが、end capの色付けに用意されています(colormap)。
• カメラ線と直角な方向に光りを加えることにより、オブジェクトを映し出します(camlight, lighting)。

load mri
D = squeeze(D);
[x,y,z,D] = reducevolume(D,[4,4,1]);
D = smooth3(D);
p1 = patch(isosurface(x,y,z,D, 5,'verbose'),...
    'FaceColor','red','EdgeColor','none');
isonormals(x,y,z,D,p1);
p2 = patch(isocaps(x,y,z,D, 5),...
    'FaceColor','interp','EdgeColor','none');
view(3); axis tight; daspect([1,1,.4])
colormap(gray(100))
camlight; lighting gouraud

参考

isosurface, isocaps, isonormals, smooth3, subvolume, reducepatch

reducepatch

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