MATLAB Function Reference    
streamribbon

3次元ストリームリボンプロットを作成

表示

詳細

streamribbon(X,Y,Z,U,V,W,startx,starty,startz) は、ベクトル物体データ U, V, W からストリームリボンを描画します。配列 X, Y, Z は、U, V, W に対する座標で、(あたかも、meshgridで作成した)単調で、3次元平面を定義します。startx, starty, startz は、リボンの中心で、ストリームリボンの始点を定義します。始点の定義に関する詳細を記述している可視化手法のストリームプロットに対する始点 の節を参照してください。

リボンの捩れは、ベクトル場の curl に比例します。リボンの幅は、自動的に計算されます。

一般に、streamribbon をコールする前に、DataAspectRatio (daspect) を設定する必要があります。

streamribbon(U,V,W,startx,starty,startz) は、つぎの式で決定される X, Y, Z を仮定しています。

ここで、[m,n,p] = size(U) です。

streamribbon(vertices,X,Y,Z,cav,speed) は、前もって計算したストリーム頂点、curl角速度、フロースピードを仮定しています。vertices は、(stream3 で作成された)ストリームライン頂点のセル配列です。X, Y, Z, cav, speed は、3次元配列です。

streamribbon(vertices,cav,speed) は、つぎの式で決定される X, Y, Z を仮定しています。

ここで、[m,n,p] = size(cav) です。

streamribbon(vertices,twistangle) は、リボンの捩れに、ベクトルのセル配列 twistangle を使います。verticestwistangle の個々の対応する要素のサイズは、等しくなければなりません。

streamribbon(...,width) は、リボンの幅を width に設定します。

h = streamribbon(...) は、surface オブジェクトのハンドル(始点毎に一つ)のベクトルを戻します。

例題

つぎの例題は、ストリームリボンを使って、風のデータから風向を示します。入力は、座標、ベクトル場の成分、ストリームリボンに対する始点の位置です。

つぎの例題は、前もって計算した頂点データ(stream3)、curl 平均速度(curl)、スピード() を使います。前もって計算されたデータを使って、単一データ源から計算されたものとは別に、この値を使えます。この場合、スピードは、前の例題の約10倍速くなります。

つぎの例題は、ストリームリボンに対する捩れ角を指定します。

つぎの例題は、コーンプロット(coneplot) とストリームリボンプロットを組み合わせて、一つのグラフに表示します。

参考

curl, streamtube, streamline, stream3


 streamparticles streamslice