R12 Release Notes    

HPおよびIBMに対するプラットフォームの制限

Release Notes およびMATLABドキュメントに記述されているMATLABの機能は、HPおよびIBMプラットフォーム用の下記の制限を除いて、MATLAB 6.0に適用されます。背景となる情報については、プラットフォームの制限を参照してください。

開発環境の制限

MATLABデスクトップとほとんどの開発環境ツールは、HPおよびIBMプラットフォームでは利用できません。以下は、各ツールに対する固有の制限と利用可能な代案です。

機能
制限と代案
デスクトップ
サポートされません。代わりに、MATLABプロンプトはX windowに表示されます。ツールに対する代替関数を利用してください。
配列エディタ
サポートされません。代わりに、コマンドラインで変数を表示および編集してください。
コマンド履歴
サポートされません。以前の行を呼び出すには、矢印キーを利用するか、または関数diaryあるいはlogfile起動オプションを利用してください。
カレントディレクトリブラウザ
サポートされません。cd, delete, ls, mkdirを含むカレントディレクトリブラウザで説明した代替関数を利用してください。
エディタ/デバッガ
サポートされません。M-ファイルの編集については、Emacsのような他のテキストエディタおよび関数editを利用します。その他のテキストエディタの指定については、editリファレンスページを参照してください。M-ファイルをデバッグするには、MATLABデバッグ関数を利用してください。
ヘルプブラウ
サポートされません。ヘルプは、デフォルトのブラウザに表示されます。インデックスとサーチ機能は利用できません。インストールされていないドキュメントにアクセスしようとした場合は、ブラウザにリンク先がないことを示すメッセージが表示されます。
インポートウィザード
サポートされません。インポート関数と等価な関数を利用してください。
Launch Pad
サポートされません。helpおよびdemoのような関数を使ってドキュメントおよびデモにアクセスしてください。
プレファレンス
サポートされません。docoptを使ってヘルプファイルの位置を設定してください。
パスの設定ダイアログボックス
サポートされません。代わりに関数path, addpath, rmpathを利用してください。
ソースコントロールメニューアイテム
サポートされません。代わりに関数checkin, checkout, cmopts, undocheckoutを利用してください。
ワークスペースブラウザ
サポートされません。代わりに関数who, whos, save, load, clearを利用してください。

主なバグフィックス 数学機能の制限