MATLAB Function Reference    
diary

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関数 diary は、キーボード入力と結果求まる出力(グラフィックスは含まない)のログを作成します。diaryの出力は、ASCIIファイルになり、印刷に適した型や、他のドキュメントやレポートに含ませることができます。filenameを設定していない場合、MATLABは、カレントディレクトリに、diary と云うファイルを作成します。

diary は、diaryモードの切り替えを行います。diaryのステータスを見るには、get(0,'Diary')と入力してください。MATLAB は、diaryのステータスを示す on、または、off を出力します。

diary('filename') は、連続的に行うすべてのキーボード入力とその結果(グラフィックスは除く)のコピーを指定した名前をもつファイルに書き込みます。ファイルが既に存在する場合、出力は、ファイルの後ろに付加されます。filenameに、off、または、onを使うことはできません。diaryファイルの名前を見るには、get(0,'DiaryFile')を使います。get(0,'DiaryName')を入力すると、MATLABは、filenameを出力します。

diary off は、diaryを停止します。

diary on は、カレントのファイル名、または、ファイル名を設定しない場合、デフォルトのファイル名diaryを使って、diaryモードを再開します。

diary filename は、シンタックスの引用符がない型です。

参考

Command Historyウインドウ


 dialog diff