MATLAB Function Reference    
addpath

MATLAB サーチパスにディレクトリを付加します。

グラフィカルインタフェース

addpath関数とは別に、パス設定(Set Path)ダイアログボックスを使うこともできます。それを使うには、MATLABディスクトップのファイル(File)メニューからパス設定(Set Path)を選択します。

表示

詳細

addpath('directory') は、指定したディレクトリをMATLABのカレントサーチパスの前の部分に付加します。引数directoryには、フルパスを使います。

addpath('dir','dir2','dir3' ...) は、すべての指定したディレクトリをパスに付加します。各引数dirには、フルパス名を使います。

addpath('dir','dir2','dir3' ...'-flag') は、引数flagの値により、指定したディレクトリをパスに付加する場合に、前に付加するか、後ろに付加するかを設定します。

引数 flag
結果
0、または、begin
パスの前の部分に付加
1、または、end
指定したデレクトリを後ろに付加

addpath dir1 dir2 dir3 ... -flag は、引用符を使わないシンタックスです。

例題

カレントパスに対して、pathと入力することで、つぎのものが表示されるとします。

ユーザは、つぎのように入力することで、c:\matlab\mymfiles をパスの前の部分に付加することができます。

つぎのように入力することで、ファイルがパスに付加されたか否かを確認できます。

MATLAB は、つぎのように出力します。

参考

path, pathtool, rehash, rmpath


 addframe airy