Real-Time Workshop User's Guide | ![]() |
各章の概要
第1章「Real-Time Workshopの紹介」 では、Real-Time Workshopの基本的な概念と用語を紹介します。また、基本的なリアルタイム開発タスクと本マニュアルの対応する部分を関連付ける情報を提供します。「クイックスタートチュートリアル」 では、実際の演習を始めます。
第2章「技術的な概要」は、ラピッドプロトタイピングプロセス、Real-Time Workshopのオープンアーキテクチャ、自動プログラムビルドプロセスを紹介します。
第3章「コード生成とビルドプロセス」 は、自動プログラムビルドプロセスを詳しく説明します。Real-Time Workshopのグラフィカルユーザインタフェースによって制御されるすべてのコード生成オプションを説明します。トピックスには、データロギング、インライン化、パラメータチューニング、コードに対するパラメータと信号のインタフェース、、サブシステムからのコード生成、テンプレートmakefileが含まれます。利用可能なターゲット構成についてもまとめます。
第4章「生成コードフォーマット」 は、ターゲットとそれらに関連するコードのフォーマットを比較します。real-time, real-time malloc, 組み込みのC およびS-ファンクションコードフォーマットを含みます。
第5章「外部モード」は、実行中のパラメータチューニング、信号のモニタリング、データロギングをサポートするシミュレーション環境である、外部モードに関する情報を含みます。
第6章「プログラムアーキテクチャ」 は、Real-Time Workshopによって生成されたプログラムのアーキテクチャとランタイムインタフェースについて説明します。
第7章「複数のサンプルレートをもつモデル」 は、マルチレートシステムの取り扱い方法を説明します。
第8章「コード生成のためのモデルの最適化」 は、生成したプログラムの最適化のためのテクニックを説明します。
第9章「組み込みリアルタイムターゲット」 は、組み込みリアルタイム(ERT)ターゲットを使って生成したプログラムの構造と操作を説明します。ERTターゲットは、組み込みシステムに対するプロダクションコードの生成用に設計されています。
第10章「S-ファンクションターゲット」 は、モデルおよびサブシステムからS-Functionブロックを生成する方法を説明します。これにより、モデルおよびサブシステムをカプセル化し、バイナリのみを配布することにより、ユーザの設計を保護するkとを可能にします。
第11章「Real-Time Workshopラピッドシミュレーションターゲット」 は、ホストコンピュータ上で非リアルタイムでモデルを実行するラピッドシミュレーションターゲット(RSIM)について説明します。この機能を使って、高速のスタンドアロンシミュレーションを生成することができます。これは、バッチパラメータチューニングが可能で、モデルをリコンパイルしないで標準のMAT-ファイルから新規のシミュレーションデータ(信号)をロードすることができます。
第12章「Tornadoをターゲットとするリアルタイムアプリケーション」 は、Tornadoをターゲットとするプログラムの開発に特化した情報と、StethoScopeを使った信号のモニタリングに関する情報を含みます。
第13章「DOSをターゲットとするリアルタイムアプリケーション」 は、DOSをターゲットとするプログラムの開発に関する情報を含んでいます。
第14章「カスタムコードブロック」 は、ブロックの集合であるReal-Time Workshopライブラリと、ユーザ独自のアプリケーションに対するコード生成をカスタマイズするためのブロックとテンプレートに関する情報を含みます。
第15章「非同期サポート」 は、同期/非同期イベントハンドリングをモデル化するためのInterrupt Templateライブラリについて説明します。
第16章「Real-Time Workshop Ada Coder」 は、モデルからAdaコードを生成するReal-Time Workshop Ada Targetについて説明します。Ada Coderは、Real-Time Workshopとは独立したプロダクトです。
第17章「リアルタイムシステムターゲット」 は、カスタムターゲットに対するプログラムを開発するユーザにとって興味のある情報を説明します。デバイスドライバブロックの開発、システムターゲットファイルとテンプレートmakefileのカスタマイズ、複数のモデルの1つの実行可能ファイルへの統合、外部モードの通信のためのAPI、信号のモニタリングとパラメータチューニングに関する情報を含みます。
付録A は、絶対時間への依存により利用が制限されるブロックの一覧です。
付録B は、Real-Time Workshopとリアルタイム開発に関連する用語の定義を含む用語集です。
関連プロダクト | ![]() |