Real-Time Workshop User's Guide |
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リアルタイムシステムをターゲットとする
はじめに
Real-Time Workshopにバンドルされているターゲット構成は、多くのアプリケーションや開発環境に対して適しています。サードパーティのターゲットは、さらに汎用性を与えます。しかし、多くのユーザはカスタムターゲット構成が必要となります。つぎの理由において、カスタムターゲット構成を実現する必要があります。
- カスタムハードウェアをサポートし、カスタムデバイスドライバブロックをユーザモデルに組み込むため。
- 必要に応じて、一般的リアルタイム(GRT)や組み込みリアルタイム(ERT)ターゲットのような)バンドルされているターゲット構成をカスタマイズするため
- (組み込みマイクロコントローラやDSPボードのような)特殊なコンパイラ用にビルドプロセスを構成するため
カスタムターゲットの実現のために、以下のことを行う必要があります。
- 生成したモデルコードと生成したコードを呼び出す既存の管理コードやサポートコードとのインタフェースを作成する。
- 生成したコード内の信号とパラメータとユーザコードとのインタフェースを作成する。
- 複数のモデルから生成したコードを単一のシステムに統合する。
- ユーザ独自の低レベルプロトコル層によりexternalモード通信を実現する。
つぎの節では、以下の作業を行うために必要な情報を提供します。:
| サポートするブロック | | カスタムターゲット構成のコンポーネント |  |