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B = all(A)
B = all(A,dim)
詳細
B = all(A)
は、種々の大きさの配列の要素すべてがゼロでないか、または論理的に真(1)かどうかのチェックを行ないます。
Aがベクトルで、すべての要素が非ゼロの場合、all(A)は、論理真(1)を出力します。そして、1つ以上の要素がゼロでなければ、論理偽(0)を出力します。
A が行列の場合、all(A) は、Aの列をベクトルとして取り扱い、1と0を要素とする行ベクトルを出力します。
Aが多次元配列の場合、 all(A) は、最初に1でない次元をベクトルとして取り扱い、各々のベクトルに対して、論理結果を出力します。
B = all(A, は、スカラdim)
dimにより指定されるAの次元をチェックします。

例題
A = [0.53 0.67 0.01 0.38 0.07 0.42 0.69]
すると、 B = (A < 0.5) は、0.5 より小さい要素のみ論理真を出力します。
0 0 1 1 1 1 0
関数all は、ベクトルに対して適用すると結果をスカラにします。上の場合、all(B) は 0 になります。
if all(A < 0.5)
do something
end
ここで、コードは、矛盾する条件を取り得るベクトルではなく、単一条件に従って実行されます。
行列に関数 all を all(all(A)) のように2度適用すると、結果はスカラになります。
all(all(eye(3))) ans = 0
参考
論理演算子 &, |, ~
比較演算子 <, <=, >, >=, ==, ~=
コロン演算子 :
max, mean, median, min, prod, std, sum, trapz
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