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Z = trapz(Y) Z = trapz(X,Y) Z = trapz(...,dim)
詳細
Z = trapz(Y)
は、台形則(単位間隔で)を使って Y の積分近似を計算します。単位間隔ではないデータの積分を行うためには、間隔の増分を Z に掛けてください。
Y がベクトルの場合、trapz(Y) は Y の積分です。
Y が行列の場合、trapz(Y) は各列での積分を要素とする行ベクトルです。
Y が多次元配列の場合、trapz(Y) は最初の 1 でない次元で実行します。
Z = trapz(X,Y)
は、台形積分を使って、X について Y の積分を計算します。
X が列ベクトルで、Y が最初の 1 でない次元が length(X) である配列の場合、trapz(X,Y) はこの次元で実行されます。
Z = trapz(...,dim)
は、スカラ dim で指定した Y の次元で積分を行います。X が与えられているとしたら、その長さは size(Y,dim) と同じでなければなりません。
例題
X = 0:pi/100:pi; Y = sin(x);
Z = trapz(X,Y)
Z = pi/100*trapz(Y)
Z =
1.9998
X = sort(rand(1,101)*pi);
Y = sin(X);
Z = trapz(X,Y);
この結果は、一定間隔のグリッドを考えたときよりも精度が良くありません。あるランダムなサンプル値の結果は、つぎのようになります。
Z =
1.9984
参考
| trace | treelayout | ![]() |