モデルの作成と取り扱い    

コマンドの要約

つぎの2つの表に、本章で扱う主なコマンドの概要を示します。

表 1-1: LTIモデルの作成 
コマンド
詳細
drss
ランダムな離散状態空間モデルを作成
dss
ディスクリプタ状態空間モデルの作成
filt
DSP形式に基づく離散フィルタの作成
frd
FRDモデルの作成
frdata
FRDモデルデータの抽出
get
LTIモデルプロパティの照会
set
LTIモデルプロパティの設定
rss
ランダムな連続状態空間モデルを作成
ss
状態空間モデルの作成
ssdata, dssdata
状態空間データの抽出(ディスクリプタ、状態空間データ)
tf
伝達関数の作成
tfdata
伝達関数データの抽出
zpk
零点/極/ゲインモデルの作成
zpkdata
零点/極/ゲインデータの抽出
表 1-2: LTIモデルの変換 
コマンド
詳細
c2d
連続系から離散系への変換
d2c
離散系から連続系への変換
d2d
離散系のサンプリング
frd
FRDモデルへの変換
pade
むだ時間のPade近似
ss
状態空間への変換
tf
伝達関数への変換
zpk
零点/極/ゲインへの変換


 行列としてのLTIシステム LTIモデルの作成