外部インタフェース/API    

データの読み込みと書き出し


MATLAB環境とのデータのやりとりを行うために、データをディスクに保存するためのデータファイルフォーマットであるMAT-ファイルを利用できます。MAT-ファイルは、異なるプラットフォーム間で非常にポータブルな方法でMATLABデータを移動するための便利なメカニズムを提供します。さらに、他のスタンドアロンMATLABアプリケーションとのデータのやりとりの方法を提供します。

MATLAB外部のアプリケーションでMAT-ファイルを簡単に利用するために、MAT-ファイルの読み書きを行うCまたはFortranプログラム内で利用するアクセスルーチンのライブラリを提供しています。MAT-ファイルにアクセスするプログラムも、本章で説明するmx APIルーチンを利用します。

つぎの一覧は、本章の内容をまとめたものです。

ユーザアプリケーションの作成における情報とサポートについては、「その他の情報」を参照してください。

MAT-ファイルの使用法

本節は、MATLAB環境とのデータのやりとりを行うための様々な手法を説明します。説明する主なトピックスは、以下の通りです。

データのやりとりの最も重要な方法は、データをディスクに保存するためのデータファイルフォーマットであるMAT-ファイルの利用に関連します。MAT-ファイルは、異なるプラットフォーム間でのMATLABデータの移動や、他のスタンドアロンMATLABアプリケーションとのデータのやりとりに便利なメカニズムを提供します。

MATLAB外部のアプリケーションでMAT-ファイルを簡単に利用するために、MAT-ファイルの読み書きを行うCまたはFortranプログラム内で利用する、接頭語matの付いたアクセスルーチンのライブラリを開発しました。MAT-ファイルにアクセスするプログラムも、、「C言語MEX-ファイルの作成」および「Fortran MEX-ファイルの作成」で説明する接頭語mxの付いたAPIルーチンを利用します。


 phonebookプログラムの実行 MATLABへのデータの読み込み