外部インタフェース/API    

関連するファイル

MAT-ファイルの読み込みと書き出しに関連するファイルは、ディスク上にあります。つぎの表「MAT-Functionサブディレクトリ」は、MAT-ファンクションを使ったデータの読み書きのために必要なサブディレクトリのパスを示したものです。

表 6-3: MAT-ファンクションサブディレクトリ
プラットフォーム
内容
ディレクトリ
Windows
インクルードファイル
<matlab>\extern\include

ライブラリ
<matlab>\bin\win32

例題
<matlab>\extern\examples/eng_mat
UNIX
インクルードファイル
<matlab>/extern/include

ライブラリ
<matlab>/extern/lib/$arch

例題
<matlab>/extern/examples/eng_mat

インクルードファイル

includeディレクトリには、APIライブラリでアクセスできるルーチンに対するプロトタイプをもつ関数の宣言を含むヘッダファイルがあります。サブディレクトリに含まれるのはつぎのものです。

ライブラリ

ユーザプログラムのリンクのための共有(ダイナミックリンク)ライブラリを含むサブディレクトリは、プラットフォームに依存します。

Windowsの共有ライブラリ   binサブディレクトリは、ユーザプログラムのリンクのための共有ライブラリを含みます。

UNIXの共有ライブラリ   extern/lib/$archサブディレクトリは、ユーザプログラムのリンクのための共有ライブラリを含みます。$archはユーザマシンのアーキテクチャです。たとえば、sol2では、サブディレクトリは、extern/lib/sol2です。

例題ファイル

examples/eng_matサブディレクトリは、MAT-ファイルルーチンの使用法を説明する例題ファイルのCおよびFortranソースコードを含みます。ソースコードファイルは、WindowsとUNIXとで同じです。

表 6-4: CおよびFortranの例題  
ライブラリ
説明
matcreat.c
MATLABへのロードが可能なMAT-ファイルを作成するライブラリルーチンの使用法を説明する例題のCプログラム
matdgns.c
MAT-ファイルの読み込みと診断を行うライブラリルーチンの使用法を説明する例題のCプログラム
matdemo1.f
FortranプログラムからMATLAB MAT-ファイルファンクションの呼び出し方法を説明する例題のFortranプログラム
matdemo2.f
matdemo1.fによって作成されたMAT-ファイルに読み込み、その内容を記述するライブラリルーチンの使用法を説明する例題のFortranプログラム

MATLAB APIのファイルとディレクトリに関する情報は、「その他の情報」"を参照してください。


 MAT-ファイルの読み込みと書き出し MAT-ファイルの例