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MATLABからのデータの書き出し
小さい行列に対しては、diary
コマンドを使ってダイアリファイルを作成し、このファイルに変数を表示してファイルに書き込みます。後でダイアリファイルを編集するためにテキストエディタを使うことができます。diary
の出力は、セッション中に使うMATLABコマンドを含み、ドキュメントやレポートへ挿入するのに役立ちます。
-ascii
オプションを指定してsave
コマンドを使ってASCII形式でデータを保存します。たとえば、
A = rand(4,3);
save temp.dat A -ascii
は、つぎのようなtemp.dat
というASCIIファイルを作成します。
1.3889088e-001 2.7218792e-001 4.4509643e-001 2.0276522e-001 1.9881427e-001 9.3181458e-001 1.9872174e-001 1.5273927e-002 4.6599434e-001 6.0379248e-001 7.4678568e-001 4.1864947e-001
-ascii
オプションは、数値行列形式のデータのみをサポートします。数値配列(2次元以上)、セル配列、構造体はサポートされません。
fopen
, fwrite
およびその他の低レベル入出力関数を使って、特殊なフォーマットでデータを書き出します。この手法は、他のアプリケーションで要求されるファイル形式でデータファイルを書き出す場合に役立ちます。
データを書き出すためのMEX-ファイルを作成することができます。サブルーチンが、他のアプリケーションで必要な形式でデータファイルを書き出すことが既に可能である場合は、選択すべき方法です。詳細は、「MEX-ファイルの紹介」を参照してください。
save
コマンドを使ってデータをMAT-ファイルとして書き出すことができます。その後、ユーザ固有の形式にMAT-ファイルを変換するためのプログラムをCまたはFortranで作成することができます。詳細は、「MAT-ファイルの読み込みと書き出し」を参照してください。
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