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MATLABへのデータの読み込み
いくつかの手法によりMATLABにプログラムを読み込むことができます。最も良い読み込み方法は、データ量、データがマシンが読める形式になっているかどうか、データの形式に依存します。いくつかの選択から、要求に最も合うものを選択してください。
要素が10から15以下でデータ量が小さければ、鍵括弧[ ]を使って明示的にデータを簡単にタイプできます。この手法は、間違えた場合に入力を修正できないので、大量のデータは扱いにくいです。
明示的な要素のリストとしてデータを入力するM-ファイルを作成するためにテキストエディタを使います。この手法は、データがコンピュータが読めない形式で、ユーザがタイプしなければならないときに有効です。最初の方法と本質的に同じですが、この手法はデータを変更し、間違いを直すためにエディタを使うことができる利点をもちます。データを再入力するためにM-ファイルを再実行するだけで行うことができます。
フラットファイルは、固定長の行の最後がニューライン(キャリッジリターン)で、スペースで数値を区切るASCII形式でデータを保存します。標準のテキストエディタを使ってASCIIフラットファイルを編集できます。フラットファイルは、load
コマンドを使って直接MATLABに読み込めます。結果として、ファイル名と同じ名前の変数を作成します。
fopen
, fread
,およびMATLABのその他の低レベル入出力関数を使って、データを読み込みます。この手法は、決まったファイル形式をもつ他のアプリケーションからデータファイルをロードするのに役立ちます。
サブルーチンが、他のアプリケーションからデータファイルを読むことが既に可能である場合に、選択すべき方法です。詳細は、「MEX-ファイルの紹介」を参照してください。
ユーザデータをMAT-ファイル形式に変換するためのプログラムをCまたはFortranで書くことができます。その後、load
コマンドを使ってMAT-ファイルをMATLABに読み込みます。詳細は、「MAT-ファイルの読み込みと書き出し」を参照してください。
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