可視化手法

コーンプロットを使って表示されたベクトル場

つぎの例は、wind データに対する速度ベクトルのコーンプロットを行います。生成されたグラフは、つぎの可視化手法を利用します。

1. 等特性サーフェスの作成

データの矩形領域内で等特性サーフェスを表示することにより、コーンプロットに対する視覚状態の内容を与えます。等特性サーフェスの作成には、つぎのステップが必要です。

2. 等特性サーフェスにエンドキャップを付加

Isocaps は、物体の断面を表示するスライス平面と似ています。それらは、等特性サーフェスのエンドキャップになるように設計されています。等特性エンドキャップに対して内挿されたフェースカラーを用いることにより、カレントのカラーマップのカラーにデータ値がマッピングされます。等特性サーフェスに対してエンドキャップを作成するには、同じ等値で定義します(isocaps, patch, colormap)。

3. コーンの最初のセットを作成

4. 2番目のコーンの集合を作成

5. ビューの定義

6. 光源の付加

光源を付加し、等特性サーフェスの滑らかなライティングに対してPhongライティングを使用します(Phongライティングはzbufferレンダラが必要です)。等特性エンドキャップに対するバックグランドのライティングの強さを増加させて、より明るくします(camlight, lighting, AmbientStrength)。


  ストリーム粒子のアニメーションの作成