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view

視点の指定

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視点の位置は、Axes の方向を決定します。方位角と仰角を使って、または、3次元空間内の点として視点を指定します。

CODE>view(az,el) と view([az,el])は、3次元プロットのための視点の角度を設定します。方位角az は、負の y 軸から角度で測定される z 軸周りの水平回転です。正の値は、視点が反時計回りであることを意味します。elは、視点の垂直方向の仰角です。正の仰角の値はオブジェクトの上向きの移動を、負の値は下向きの移動を意味します。

view([x,y,z]) は、視点を Cartesian 座標 x, y, z に設定します。(x,y,z) の大きさは無視されます。

view(2) は、デフォルトの 2次元の視点、az = 0, el= 90 を設定します。

view(3) は、デフォルトの 3次元の視点、 az = -37.5, el = 30 を設定します。

view(T) は、変換行列 T に従って視点を設定します。変換行列は、viewmtx で作成される透視投影変換のような 4行4列の行列です。

[az,el] = view は、カレントの方位角と仰角を出力します。

T = view は、カレントの 4行4列の変換行列を出力します。

注意

方位は、x-y平面での視点の反時計周りの角度です。高度は、x-y平面での上向き(正)または下向きで測ります。

つぎの図は、座標系を示しています。矢印は正の方向です。

例題

直接、真上からオブジェクトを見ます。

y 軸に沿って視点を設定します。Figure では、x 軸は水平に伸び、z 軸は垂直に伸びます。

z 軸について視点を180度回転します。

参考

viewmtx, axes, rotate3d

Axes グラフィックスオブジェクトプロパティ CameraPosition, CameraTarget, CameraViewAngle, Projection.


 version viewmtx