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[bz,az]=impinvar(b,a,fs) [bz,az]=impinvar(b,a) [bz,az]=impinvar(b,a,fs,tol)
詳細
[bz,az] は、そのインパルス応答が1/ = impinvar(b,a,fs)
fsでスケールされた係数bおよびaをもつアナログフィルタのインパルス応答と等価になる分子係数bzと分母係数azをもつディジタルフィルタを作成します。引数fsを設定しない [bz,az] = impinvar(b,a)は、fsにデフォルト値である1 Hzを使用します。
[bz,az] は、極が重根であるかどうかを判定するためにトレランス = impinvar(b,a,fs,tol)
tol を設定します。トレランスを大きくすると、impinvar は、近くの極を同じものと判断します。デフォルトは、0.001または極の大きさの0.1%です。極の値の精度は、roots関数により得られる精度までしかもっていません。
例題
10 Hzのサンプリング周波数をもつimpinvarを使って、アナログローパスフィルタをディジタルフィルタに変換します。
[b,a]=butter(4,0.3,'s'); [bz,az]=impinvar(b,a,10) bz = 1.0e-006 * -0.0000 0.1324 0.5192 0.1273 0 az = 1.0000 -3.9216 5.7679 -3.7709 0.9246
アルゴリズム
impinvar は、つぎのように、参考文献[1]に記述されているアナログ/ディジタル伝達関数変換のインパルス不変応答法を実行します。
参考
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双1次変換を使って変数のマッピング |
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ローパスフィルタからバンドパスアナログフィルタへの変換 |
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ローパスフィルタからバンドストップアナログフィルタへの変換 |
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ローパスフィルタからハイパスアナログフィルタへの変換 |
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ローパスプロトタイプのローパスアナログフィルタへの変換 |
参考文献
[1] Parks, T.W., and C.S. Burrus, Digital Filter Design, John Wiley & Sons, 1987, pp. 206-209.
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