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ifft2

2次元逆高速フーリエ変換

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詳細

Y = ifft2(X) は、配列 X の2次元逆高速フーリエ変換を出力します。 X がベクトルの場合、 Y X と同じ向きとなります。

Y = ifft2(X,m,n) は、必要な場合Xを切り捨てるか、あるいは、Xにゼロを付加してmn列の配列を作成し、それに対して逆FFTを実行します。結果のYもまたmn列となります。

任意のXに対して、ifft2(fft2(X))は丸め誤差の範囲でXと等しくなります。Xが実数の場合、ifft2(fft2(X))は、小さな虚数部をもつ場合があります。

ifft2は、MATLAB基本モジュールに含まれています。

アルゴリズム

ifft2のアルゴリズムは、符号が変わっていることと[m n]= size(X)のスケールファクタを除いて、fft2のアルゴリズムと同じです。実行時間は、mnが2のベキ乗のときに最も速くなり、それらが大きな素数であるときに最も遅くなります。

参考
fft
1次元高速フーリエ変換
fft2
2次元高速フーリエ変換
fftn
N次元高速フーリエ変換(MATLAB Function Referenceを参照)
fftshift
fftおよびfft2の並べ替え
ifft
1次元逆高速フーリエ変換
ifftn
N次元逆高速フーリエ変換(MATLAB Function Referenceを参照)


 ifft impinvar