Signal Processing Toolbox    
corrcoef

相関係数行列

表示

詳細

corrcoefは、行が観測値で、列が変数である入力行列から計算した相関係数の行列を出力します。C = cov(X)の場合、corrcoef(X)は、要素(i, j)が、つぎのように表される行列となります。

C = corrcoef(X) は、共分散関数の遅れゼロに対応するものです。すなわち、xcov(x,'coeff') の遅れゼロのものを正方形配列にしたものです。

C = corrcoef(X,Y) は、corrcoef([X Y])と等価です。すなわち、計算する前にXとYを繋いで、一つの行ベクトルにします。

corrcoefは、各列から平均を除去してから計算します。相互相関オプションについては、関数xcorrを参照してください。

この関数は、MATLABの基本モジュールに含まれています。

参考
cov         分散行列

mean        平均値(MATLAB Function Referenceを参照)

median      中央値(MATLAB Function Referenceを参照)

std         標準偏差(MATLAB Function Referenceを参照)

xcorr       相互相関関数の推定

xcov        相互共分散関数の推定(平均を除去した相互相関と等価)


 convmtx corrmtx