Control System Toolbox関数リファレンス    
ltiview

LTIシステム応答解析のためにLTIビューワの起動

表示

詳細

ltiview は、入力引数を設定しないと、LTIシステム応答解析のために新しいLTIビューワを起動します。

周波数領域での解析関数のみが、FRDに適用できます。

ltiview(plottype,sys) は、LTIモデルsysに対するplottypeによって示されるLTI応答タイプを含むLTIビューワを起動します。文字列plottypeは、つぎのいずれであっても構いません。

または、plottypeは、これらのうちから6タイプまで、組み合わせたセルベクトルとすることも可能です。

たとえば、

は、設定したシステムsysに対するstepとNyquist応答をプロット表示します。

ltiview(plottype,sys,extras) は、さまざまなLTIモデル応答関数によりサポートするオプションの入力引数をltiviewコマンドに渡すことができます。

extras は、plottypeで名前を付けられた関数によって設定される 1つまたは複数の入力引数です。これらの引数は、LTI応答のタイプに応じて必須の場合とオプションの場合があります。たとえば、plottype'step' の場合、extrasは、つぎに示すように希望する最終時間Tfinalをオプションとして設定できます。

ただし、plottype'initial'の場合、extras引数は初期値x0を含まなければならず、それ以外に、Tfinalなどの他の引数をオプションとして含むこともできます。

extrasに対する設定可能な引数の一覧を見るには、各plottypeeコマンドの個々のリファレンスを参照してください。

最終的に、

の型で使用すると、PlotStyleのプロットスタイルを使って、複数のLTIモデルの応答を含むLTIビューワを起動します。プロットスタイルの設定方法の詳細については、LTI応答関数のそれぞれのリファレンスを参照してください。

参考
bode        Bode線図

impulse     Impulse応答

initial     初期値に対する応答

lsim        任意の入力に対するLTIモデルの応答

nichols     Nichols線図

nyquist     Nyquist線図

pzmap        極/零点図

sigma       特異値応答

step        Step応答


 lsim lyap