MATLAB Function Reference    

record

データ、イベント情報をファイルにレコードします。

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引数

obj
シリアルポートオブジェクト
'switch'
レコード機能のオンオフの切り替えスイッチ

詳細

record(obj) は、obj に対するレコード状態を切り替えます。

record(obj,'switch') は、obj に対して、記録状態を始めるか、または、終了します。 switch は、on、または、off のいずれかを取ることができます。 switch が、on の場合、レコードが始まります。 switch が、off の場合、レコード作業は終了します。

注意

ディスクに情報を記録する前に、obj は、関数 fopen を使って、デバイスに接続する必要があります。接続されたシリアルポートオブジェクトは、openStatus プロパティをもっています。obj が、デバイスに接続されていない間に、情報を記録しようとした場合に、エラーが生じます。各シリアルポートオブジェクトは、情報を別々のファイルに記録することができます。記録作業は、obj が、fclose を使ってデバイスから離された場合に、自動的に終了します。

RecordNameRecordMode プロパティは、obj が記録中の間は、参照のみで、recordを使用する前に、そのように設定する必要があります。

レコードファイルフォーマットとレコードしたデータに関連したプロパティやファイルへのイベント情報に関する詳細な記述は、情報をディスクへ記録する を参照してください。

例題

つぎの例題は、シリアルポートオブジェクトs を作成し、それをデバイスに接続し、情報をファイルに記録し、テキストデータを書き込み、読み取りし、その後で、デバイスから s を切断するように、作成します。

参考

関数

fclose, fopen

プロパティ

RecordDetail, RecordMode, RecordName, RecordStatus, Status


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