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データとイベント情報が1つのレコードファイルに保存されるか、あるいは複数のレコードファイルに保存されるかを指定します。
詳細
RecordModeは、overwrite, append, indexに設定します。RecordModeがoverwriteの場合は、レコードファイルは記録が開始されるたびに上書きされます。RecordModeがappendの場合は、データは記録が開始されるたびにレコードファイルに追加されます。RecordModeがindexの場合は、記録が開始されるたびにインデックス付きのファイル名をもつ異なるレコードファイルが作成されます。
RecordModeは、オブジェクトが記録中でないときにのみ設定できます。関数recordを使って記録を終了します。記録中でないオブジェクトは、RecordStatusプロパティの値がoffです。
RecordNameプロパティを使ってレコードファイル名を指定します。インデックス付きのファイル名は、規定されている規則に従います。これらの規則の詳細は、ファイル名の指定を参照してください。
特性
| 参照のみ |
記録中 |
| データタイプ |
文字列 |
値
{overwrite} |
レコードファイルは上書きされます。 |
append |
データは、既存のレコードファイルに追加されます。 |
index |
それぞれインデックス付きのファイル名をもつ別のレコードファイルが作成されます。 |
例題
シリアルポートCOM1に対応するシリアルポートオブジェクトsを作成すると仮定します。
s = serial('COM1');
fopen(s)
RecordNameプロパティを使ってレコードファイル名を指定し、RecordModeをindexに設定して記録を開始します。
s.RecordName = 'MyRecord.txt'; s.RecordMode = 'index'; record(s)
レコードファイル名は、記録がオフになった後でインデックス付きファイル名を使って自動的に更新されます。
record(s,'off') s.RecordName ans = MyRecord01.txt
周辺機器からsを切断し、sをメモリおよびMATLABワークスペースから削除します。
fclose(s) delete(s) clear s
関数
プロパティ
RecordDetail, RecordName, RecordStatus
| RecordDetail | RecordName | ![]() |