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MATLABのシリアルポートインタフェースとは何か?
MATLABのシリアルポートインタフェースは、コンピュータのシリアルポートに接続するモデム、プリンタ、科学機器のような周辺機器への直接のアクセスを提供します。このインタフェースは、シリアルポートオブジェクトによって確立されます。シリアルポートオブジェクトは、以下の実行を可能にする関数およびプロパティをサポートします。
多機能I/OボードのようなPC互換のデータ取得ハードウェアとの通信を行いたい場合は、Data Acquisition Toolboxが必要です。GPIB- またはVISA互換機器との通信を行いたい場合は、Instrument Control Toolboxが必要です。
これらのプロダクトに関する詳細は、MathWorks Webサイト、http://www.mathworks.com/productsをご覧になってください。
サポートされるシリアルポートインタフェースの標準
長年にわたって、シリアルポートインタフェースの標準が開発されてきました。これらの標準には、RS-232, RS-422, RS-485が含まれ、これらはすべてMATLABのシリアルポートオブジェクトでサポートされます。これらのうちで、コンピュータと周辺機器との接続に最も広く用いられているインタフェースの標準は、RS-232です。
本マニュアルでは「シリアルポートの概要」で説明しているRS-232標準を利用されていると仮定しています。利用しているインタフェース標準が何かは、コンピュータや機器のドキュメントを参照してください。
サポートされるプラットフォーム
MATLABのシリアルポートインタフェースは、Microsoft Windows 95, Windows 98, Windows 2000, Windows NT, Linux, Sun Solarisプラットフォームに対してサポートされます。
ユーザデバイスでの例題の使用法
本節の多くの例題は、PCシリアルポートに接続された特定の周辺機器、特にCOM1ポートに接続されているTektronix TDS 210 2チャンネルオシロスコープを考慮しています。そのため、文字列コマンドの多くは、この機器に固有です。
周辺機器が他のシリアルポートに接続されている場合、あるいは他のコマンドを受け付ける場合は、例題を修正してください。
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