MATLAB Function Reference

fopen (serial)

シリアルポートオブジェクトをデバイスに接続

表示

fopen(obj)

引数

詳細

fopen(obj) connects obj to the device.

注意

読み、または、書き込み操作を行う前に、obj は、デバイスとの接続を行います。

• 入力バッファ、または、出力バッファに残るデータは、フラッシュします。
• Status プロパティを open に設定します。
• BytesAvailable, ValuesReceived, ValuesSent と BytesToOutput プロパティを0に設定します。

obj がデバイスに接続されていないときに、読み、または、書き操作を行おうとすると、エラーが戻ります。一つのシリアルポートオブジェクトのみを与えられたデバイスに接続することができます。

いくつかのプロパティは、シリアルポートオブジェクトがオープンしている間は、読み専用になります、しかし、fopen を使用する前に、コンフィギュレーションしておく必要があります。例題は、InputBufferSize と OutputBufferSize を含んでいます。プロパティリファレンスページを参照して、制約をもつプロパティを決定します。

いくつかのプロパティに対する値は、obj がデバイスに接続した後にのみ、有効になります。これらのプロパティのいくつかが、正しくコンフィギュレーションされていない場合、fopen が起動されたときにエラーが戻され、obj は、デバイスに接続されません。このタイプのプロパティは、BaudRate を含んでいて、デバイスの設定と関連します。

コマンド help を使って、fopen に対するヘルプを表示する場合、つぎに示すパス名を与える必要があります。

help serial/fopen

例題

つぎの例題は、シリアルポートオブジェクト s を作成し、s を fopen を使ってデバイスに接続し、テキストデータを書き込み、そして、読み出し、その後で、デバイスから fopen を切断します。

s = serial('COM1');
fopen(s)
fprintf(s,'*IDN?')
idn = fscanf(s);
fclose(s)

参考

関数

fclose

プロパティ

BytesAvailable, BytesToOutput, Status, ValuesReceived, ValuesSent

fopen

for