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fclose(obj)
引数
obj |
シリアルポートオブジェクト、または、シリアルポートオブジェクトの配列 |
詳細
fclose(obj)
obj を切断します。
注意
obj が、切断された場合、Status プロパティは、closed になり、RecordStatus プロパティは、off になります。obj をデバイスに繋ぎ直すには、関数 fopen を使います。
データが非同期的に書き込まれている間に、fclose を実行すると、エラーが生じます。この場合、関数 stopasync を使った書き込み演算を止めるか、または、演算が終了するまで、書き込み演算を待ちの状態にする必要があります。
コマンド help を使って、fclose のヘルプを表示する場合、つぎに示すパス名を与える必要があります。
help serial/fclose
例題
つぎの例題は、シリアルポートオブジェクト s を作成し、それをデバイスに接続し、テキストデータの書き込み/読み取りを行い、fclose を使って、デバイスから s を切断します。
s = serial('COM1');
fopen(s)
fprintf(s, '*IDN?')
idn = fscanf(s);
fclose(s)
この時点で、デバイスは、シリアルポートオブジェクトへの接続を行うために、有効なものです。s を必要としなくなる場合、メモリから関数 delete を使って削除したり、ワークスペースから clear コマンドを使って、削除する必要があります。
関数
clear, delete, fopen, stopasync
プロパティ
| | fclose | feather | |