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quiver

ベクトルのプロット

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A quiver plot displays vectors with components (u,v) at the points (x,y).

quiver(U,V) は、[m,n] = size(U) = size(V) のとき、x = 1:n y = 1:m で定義される座標に、U V で指定したベクトルを描画します。このシンタックスは、U V を幾何学的な長方形のグリッド上にプロットします。quiver は、オーバーラップを防ぐために、ベクトル間の距離に基づいて、ベクトルを自動的にスケーリングします。

quiver(X,Y,U,V) は、X Y の要素の各組合わせでベクトルを描画します。X Y がベクトルの場合、[m,n] = size(U) = size(V) のとき、length(X) = n かつ length(Y) = m です。ベクトル X U V の列に対応し、ベクトル Y は、U V の行に対応します。

quiver(...,scale) は、オーバーラップを防ぐために自動的にベクトルをスケーリングし、それから、scale 倍します。scale = 2 は相対的に長さを 2 倍にし、scale = 0.5 はそれらを半分にします。自動的なスケーリングを行わずにベクトルをプロットするためには、scale = 0 を使ってください。

quiver(...,LineSpec) は、有効な LineSpec を使って、ラインスタイル、マーカシンボル、ラインのカラーを指定します。quiver は、ベクトルの起点でマーカを描画します。

quiver(...,LineSpec,'filled') は、LineSpec で指定したマーカを塗りつぶします。

h = quiver(...) は、Line のハンドル番号からなるベクトルを出力します。

注意

X Y がベクトルの場合、この関数は、つぎのように使います。

例題

関数 の勾配をプロットします。

参考

contour, LineSpec, plot, quiver3


 quit quiver3