MATLAB Function Reference    
quit

MATLAB の終了

グラフィカルインタフェース

関数 quit の別な使用法として、MATLAB ディスクトップの中の ファイル(File) メニューから MATLABの終了(Exit MATLAB) を選択するか、または、クローズボックスを使う方法です。

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詳細

quit は、finish.m ファイルが存在する場合、finish.m を実行した後、MATLAB を終了します。ワークスペースは、quit により自動的にセーブされることはありません。ワークスペースをセーブするか、または、終了作業時に他の挙動を行うには、希望する挙動を実行する関数を含んだ finish.m ファイルを作成する必要があります。finish.m が実行している間に、エラーが生じると、quit は、ユーザのワークスペースを失うことなく、ユーザの finish.m ファイルを修正することができます。

quit cancel は、finish.m ファイルの中での使用に対するもので、終了作業を停止するものです。それ以外に、影響はありません。

quit force は、finish.m をバイパスし、MATLAB を終了します。エラーが生じた場合に、終了させないようにする場合、この方法を使って、finish.mを書き換えてください。

注意

finish.m で、Handle Graphics を使用する場合、uiwait, waitfor, drawnow のいずれかを使用して、フィギュアを可視にします。詳細については、これらの関数のリファレンスページを参照してください。

例題

2つのサンプル finish.m ファイルが、MATLAB に用意されています。これらを使って、ユーザ自身の finish.m を作成したり、または、それを使って、ファイルの一部に finish.m をリネームしてください。

参考
finish, save, startup


 questdlg quiver