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fftshift

fftおよびfft2の出力の並べ替え

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y = fftshift(x) は、ゼロ周波数成分をスペクトルの中心に移動することにより、fftおよびfft2の出力を並べ替えます。これは、場合によって都合のよい形式になります。

ベクトルの場合、fftshift(x)は、左半分と右半分が交換されたベクトルを出力します。

配列の場合、fftshift(x)は、第1象限と第3象限を第2象限と第4象限と交換します。

この関数は、MATLAB基本モジュールに含まれています。

例題

任意の配列Xに対して、

は、 Y(1,1) = sum(sum(X))になります。すなわち、信号の直流成分は、2次元FFTの左上隅となります。

では、直流成分は行列の中心付近となります。

参考
fft
1次元高速フーリエ変換
fft2
2次元高速フーリエ変換


 fftfilt filter