Signal Processing Toolbox    

SPToolの使用:バンドパスフィルタ操作とノイズの解析

GUIベースの会話型ツールの使用例を、つぎの節に紹介します。

つぎのステップを行います。

信号をSPToolにインポート

ワークスペース、または、ディスクから、SPToolに信号を読み込む場合、つぎのいずれかを使ってください。

この例題に対しては、コマンドラインで新しい信号を作成し、それを構造体としてSPToolに読み込みます。

  1. つぎのように入力して、MATLABワークスペースにランダム信号を作成します。
  2. SPToolが、まだ、オープンしていない場合、つぎのように入力して、SPToolをオープンします。

    SPToolウインドウが表示されます。

  1. SPToolのファイル(File)メニューから SPTool へのインポート(Import to SPTool)を選択します。

    ワークスペースの内容(Workspace Contents)リストの中に表示されている変数xに注意してください(それが存在していない場合、ワークスペースから(From Workspace)ラジオボタンを選択して、ワークスペースの中身を表示してください)。

  1. 信号を選択し、それを、データ(Data)フィールドにインポートします。
    1. 信号(Signal)が、インポート(Import As)プルダウンメニューの中で、選択されているかを確認してください。
    2. ワークスペースの内容(Workspace Contents)リストの中に信号変数xを選択してください。
    3. データ(Data)フィールドの左の部分で矢印をクリックするか、データ(Data)フィールドの中にxと入力してください。
    1. サンプリング周波数(Sampling Frequency)フィールドに5000を入力します。
    2. 名前(Name) フィールドに、noise と入力して、信号に名前を付けます。
    3. OKを押してください。

    この時点で、信号noise[vector]が、SPToolの信号(Signals)リストの中で選択されています。


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