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スペクトルビューワ(Spectrum Viewer)によるスペクトル解析
スペクトルビューワ(Spectrum Viewer)を使って、信号の周波数成分を解析することができます。スペクトルビューワ(Spectrum Viewer)は、信号のパワースペクトル密度を推定し、表示します。
たとえば、noise
と blnoise
のスペクトルを解析し、比較します。
noise
に関連したパワースペクトル密度のオブジェクト spect1
と信号blnoise
に関連したパワースペクトル密度のオブジェクト spect2
を作成します。
信号から PSD オブジェクトを作成
スペクトルビューワ(Spectrum Viewer)は、アクティブになり、信号noise
に対応したパワースペクトル密度オブジェクト(spect1
) が、スペクトル(Spectra)リストの中に作成されます。パワースペクトル密度は計算されず、まだ、表示されません。
spect1
を計算し、表示します。
信号noise
のパワースペクトル密度が、表示領域に表示されます。パワースペクトル密度に関係した信号(noise
)に関する情報は、パラメータ(Parameters)領域の上に表示されます。
パワースペクトル密度の推定spect1
は、0から2または3 dB以内の値を示します。そのため、ノイズは、かなり"フラット"なパワースペクトル密度です。
blnoise
に対して、ステップ1−4を行いながら、2番目のパワースペクトル密度の推定spect2
を作成します。
パワースペクトル密度推定spect2
は、750から1250 Hzの間でフラットで、filt1
の遮断帯域では75 dB以上減衰します。
スペクトルビューワ(Spectrum Viewer)に2つのスペクトルをオープン
spect1
と spect2
を共に選択するために、それらの上をShift-キーを押した状態で、クリックします。
スペクトルの印刷
2つのスペクトルを共に印刷する前に、カラーでなくラインスタイルで2つのプロットを区別するため、カラー選択とラインスタイル選択ボタン を使います。
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