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y=
chirp(t,f0,t1,f1) y=
chirp(t,f0,t1,f1,'method
') y=
chirp(t,f0,t1,f1,'method
',phi)
詳細
y = chirp(t,f0,t1,f1)
は、配列t
に定義された時間と共に線形に変化する周波数余弦信号を生成します。ここで、f0
は時間0での瞬間周波数であり、f1
は時間t1
での瞬間周波数です。f0
とf1
は共にヘルツ単位です。未設定の場合、f0
は0、t1
は1、f1
は100となります。
Y = CHIRP(T,F0,T1,F1,'
は、時間と周波数の関係を示すオプションを設定します。ここで、method
')
method
には、つぎの文字列を設定することができます。
linear
:次式によって与えられる瞬間周波数fi(t)を設定します。 ここで、で、
は、時間t1で希望の周波数ブレークポイントf1を補償するためのものです。
quadratic
:次式によって与えられる瞬間周波数fi(t) を設定します。ここで、
logarithmic
:次式によって与えられる瞬間周波数fi(t)を設定します。ここで、
f1
はf0
より大きくなければなりません。
y = chirp(t,f0,t1,f1,'
により、初期位相method
',phi)
phi
を角度単位で設定することができます。未設定の場合、phi
は0となります。入力引数が空かあるいは省略されている場合、デフォルト値が使われます。
例題
線形的な瞬間周波数変化をもつChirpのスペクトログラムを計算します。
t=
0:0.001:2; % 1 kHzのサンプリングレートで2秒 y=
chirp(t,0,1,150); % DCから始まり、t=1秒で150 Hzと交差 specgram(y,256,1e3,256,250) % スペクトログラムを表示
周波数の変化が時間の二乗と共に変化するChirpのスペクトログラムを計算します。
t=
-2:0.001:2; % 1 kHzのサンプリングレートで±2秒 y=
chirp(t,100,1,200,'quadratic'); % 100 Hzから始まり、t=1秒で200 Hzと交差 %
参考
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ベクトル/行列要素の余弦(MATLAB Function Referenceを参照) |
|
Dirichletまたは周期的なsinc関数 |
|
ガウス変調正弦波パルス発生器 |
|
パルス列発生器 |
|
サンプリング非周期矩形波発生器 |
|
ノコギリ波または三角波発生器 |
|
ベクトル/行列要素の正弦(MATLAB Function Referenceを参照) |
|
Sinc関数 |
|
矩形波発生器 |
|
サンプリング非周期三角波発生器 |
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