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chirp

時間と共に変化する周波数をもつ余弦波発生器

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詳細

y = chirp(t,f0,t1,f1) は、配列tに定義された時間と共に線形に変化する周波数余弦信号を生成します。ここで、f0は時間0での瞬間周波数であり、f1は時間t1での瞬間周波数です。f0f1は共にヘルツ単位です。未設定の場合、f0は0、t1は1、f1は100となります。

Y = CHIRP(T,F0,T1,F1,'method') は、時間と周波数の関係を示すオプションを設定します。ここで、methodには、つぎの文字列を設定することができます。

y = chirp(t,f0,t1,f1,'method',phi) により、初期位相phiを角度単位で設定することができます。未設定の場合、phiは0となります。入力引数が空かあるいは省略されている場合、デフォルト値が使われます。

例題

線形的な瞬間周波数変化をもつChirpのスペクトログラムを計算します。

周波数の変化が時間の二乗と共に変化するChirpのスペクトログラムを計算します。

参考
cos
ベクトル/行列要素の余弦(MATLAB Function Referenceを参照)
diric
Dirichletまたは周期的なsinc関数
gauspuls
ガウス変調正弦波パルス発生器
pulstran
パルス列発生器
rectpuls
サンプリング非周期矩形波発生器
sawtooth
ノコギリ波または三角波発生器
sin
ベクトル/行列要素の正弦(MATLAB Function Referenceを参照)
sinc
Sinc関数
square
矩形波発生器
tripuls
サンプリング非周期三角波発生器


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