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diric

Dirichletまたは周期的なsinc関数

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詳細

y = diric(x,n) は、xと同じ大きさのベクトルまたは配列yを出力します。yの要素は、xの要素のDirichlet関数となります。nは、正の整数でなければなりません。

Dirichlet関数、または、周期的なsinc関数は、任意の非ゼロの整数nに対して、つぎのように表されます。

この関数は、nが奇数の場合、周期2nが偶数の場合、周期4をもちます。ピーク値は1で、最小値はnが偶数の場合、-1です。この関数の大きさは、n点の箱形ウィンドウの離散時間フーリエ変換の大きさの(1/n)倍です。

診断

nが正の整数でない場合には、diricは、つぎのエラーメッセージを表示します。

参考
cos
ベクトル/行列要素の余弦(MATLAB Function Referenceを参照)
gauspuls
ガウス変調信号パルス発生器
pulstran
パルス列発生器
rectpuls
サンプリングされた非周期的な矩形波発生器
sawtooth
ノコギリ波または三角波発生器
sin
ベクトル/行列要素の正弦(MATLAB Function Referenceを参照)
sinc
sin(t)/tまたはSinc値を計算
square
矩形波発生器
tripuls
サンプリングされた非周期的な三角波発生器


 dftmtx dpss