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sinc

Sinc関数

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sinc は、入力ベクトルまたは配列のsinc関数を計算します。ここで、sinc関数は、つぎのように表されます。

この関数は、幅2と高さ1をもつ矩形パルスの連続逆フーリエ変換です。

y = sinc(x) は、x と同じ大きさの配列y を出力し、その要素はx の要素のsinc関数値です。

周波数帯域内で帯域制限された関数の空間は、整数によってシフトされたsinc関数の無限(ただし可算)集合によって覆われます。従って、このような帯域制限関数 g(t)は、整数間隔のそのサンプルから復元することができます。

例題

内挿される信号が、与えられた時間の範囲外では0で、厳密な意味で、Nyquist周波数でサンプリングされていると仮定することにより、理想的な帯域制限されたものの内挿を行います。

参考
chirp
時間と共に変化する周波数をもつ余弦波発生器
cos
ベクトル/行列要素の余弦値(MATLAB Function Referenceを参照)
diric
Dirichletまたは周期的なsinc関数
gauspuls
ガウス変調正弦波パルス発生器
pulstran
パルス列発生器
rectpuls
サンプリングされた非周期的な矩形波発生器
sawtooth
ノコギリ波または三角波発生器
sin
ベクトル/行列要素の正弦(MATLAB Function Referenceを参照)
square
矩形波発生器
tripuls
サンプリングされた非周期的な三角波発生器


 sgolayfilt sos2cell