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serial
表示
obj = serial('port')
obj = serial('port','PropertyName
',PropertyValue,...)
引数
'port' |
シリアルポート名 |
'PropertyName' |
シリアルポート プロパティ名 |
PropertyValue |
PropertyName
でサポートされているプロパティ値 |
obj |
シリアルポートオブジェクト |
詳細
obj = serial('port')
は、port
で指定したシリアルポートに関連したシリアルポート
オブジェクトを作成します。port
が存在しない場合、または、使用中の場合、シリアルポートオブジェクトをデバイスに接続することはできません。
obj = serial('port','
は、指定したプロパティ名と値をもつシリアルポートオブジェクトを作成します。正しくないプロパティ名、または、値が設定された場合、エラーが戻され、シリアルポートオブジェクトが作成されません。PropertyName
',PropertyValue,...)
注意
シリアルポートオブジェクトを作成する場合、つぎのプロパティ値は、自動的に構成されます。
Type
プロパティは、serial
で与えられます。Name
プロパティは、serial
関数に指定されたポートを使って、Serial
を連結することで与えられます。Port
プロパティは、serial
関数に指定されたポートでで、与えられます。ユーザは、関数 set
でサポートされている任意のフォーマットを使って、プロパティ名と値を設定することができます。たとえば、プロパティ名/値のセル配列を使用することができます。付加的に、大文字、小文字に関わらず、プロパティ名を指定でき、完全なプロパティ名を使う必要もありません。たとえば、つぎのコマンドは、すべて正しいものです。
s = serial('COM1','BaudRate',4800); s = serial('COM1','baudrate',4800); s = serial('COM1','BAUD',4800);
serial
と共に使用できるシリアルポートオブジェクトプロパティの一覧は、Configuring プロパティ値s
を参照してください。
デバイスを使って、通信を行う前に、obj
と fopen
関数を接続する必要があります。接続しているシリアルポートオブジェクトは、open
の値をもつ Status
をもっています。オブジェクトがデバイスに接続されていない間に読み、または、書きの演算を行おうとすると、エラーが戻されます。一つのシリアルポートオブジェクトは、一つの与えられたシリアルポートにのみ接続できます。
例題
つぎの例題は、シリアルポート COM1
に関連したシリアルポートオブジェクト s1
を作成します。
s1 = serial('COM1');
Type
, Name
, Port
プロパティは、自動的に作成されます。
get(s1,{'Type','Name','Port'}) ans = 'serial' 'Serial-COM1' 'COM1'
s2 = serial('COM2','BaudRate',1200,'DataBits',7);
関数
プロパティ
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