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set (serial)
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set(obj)
props = set(obj)
set(obj,'PropertyName')
props = set(obj,'PropertyName')
set(obj,'PropertyName',PropertyValue,...)
set(obj,PN,PV)
set(obj,S)
引数
obj |
シリアルポートオブジェクト、または、シリアルポートオブジェクトの配列 |
'PropertyName' |
obj に対する プロパティ名 |
PropertyValue |
PropertyName
でサポートされるプロパティ値 |
PN |
プロパティ名のセル配列 |
PV |
プロパティ値のセル配列 |
S |
プロパティ名とプロパティ値からなる構造体 |
props |
構造体配列のフィールド名は、obj
、または、取り得る値のセル配列に対するプロパティ名です。 |
詳細
は、set(obj)
obj
に対して、構成されるすべてのプロパティ値を表示します。プロパティはが、可能な文字値の有限のリストをもつ場合、これらの値も表示されます。
は、props = set(obj)
obj
に対して、構成されるすべてのプロパティ名と取り得る可能な値を、props
に戻します。props
は、構造体で、そのフィールド名は、obj
のプロパティ名で、その値は、取り得るプロパティ値のセル配列です。プロパティが、取り得る値の有限組でない場合、セル配列は、空になります。
set(obj,'
は、文字列値の有限のリストを処理する場合、PropertyName
') PropertyName
に対して、正しい値を表示します。
は、props = set(obj,'PropertyName')
PropertyName
に対して正しい値を props
に戻します。 props
は、PropertyName
が、可能な値の有限のリストをもたない場合、可能な文字列値からなるセル配列、または、空セル配列のどちらかになります。
は、単一コマンドを使って、複数のプロパティ値を設定するものです。set(obj,'PropertyName',PropertyValue,...)
は、文字列 set(obj,PN,PV)
PN
のセル配列の中に設定されているプロパティをセル配列 PV
の中の対応する値に設定します。PN
は、ベクトルである必要があります。PV
は、m 行 n 列で、m
は、obj
の中のシリアルポートオブジェクトの数で、n
は、PN
の長さに等しいものです。
は、set(obj,S)
obj
に対して、指定したプロパティ名に指定した値を設定します。S
は、構造体で、そのフィールド名は、シリアルポートプロパティで、そのフィールド値は、対応するプロパティの値になります。
注意
set
コマンドを使って、作成できるシリアルポートオブジェクトプロパティの一覧については、プロパティ値の設定
を参照してください。
プロパティ名/プロパティ値の組、構造体、セル配列を一回のコールで、set
を使って、組み合わせ行います。加えて、大文字、小文字に関わらず、プロパティ名を設定でき、プロパティ名をフル名で設定する必要はありません。たとえば、s
が、シリアルポートオブジェクトの場合、つぎのコマンドは、すべて有効です。
set(s,'BaudRate') set(s,'baudrate') set(s,'BAUD')
help
を使って、set
に対するヘルプを表示しようとすると、つぎに示すようなパス名を与える必要があります。
help serial/set
例題
つぎの例題は、set
を使って、シリアルポートオブジェクト s
に対して、プロパティ値を作成したり、戻したりすることを示すものです。
s = serial('COM1');
set(s,'BaudRate',9600,'Parity','even')
set(s,{'StopBits','RecordName'},{2,'sydney.txt'})
set(s,'Parity')
[ {none} | odd | even | mark | space ]
関数
![]() |
setfield | setstr | ![]() |