| MATLAB Function Reference | |
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A = fread(obj,size)
A = fread(obj,size,'precision')
[A,count] = fread(...)
[A,count,msg] = fread(...)
引数
obj |
シリアルポートオブジェクト |
size |
読み取る値の数 |
'precision' |
各値に対して読み取るビット数、そして、ビットは、キャラクタ、整数、浮動小数点値も解釈します。 |
A |
デバイスから戻るバイナリデータ |
count |
読み込んだ値の数 |
msg |
読み取る操作が、うまく機能しない場合を示すメッセージ |
詳細
A = fread(obj,size)
は、obj に接続しているデバイスからバイナリデータを読み、データを A に戻します。読み込む値の最大回数は、sizeで設定されます。size に対する正しいオプションは、つぎのものです。
n |
列ベクトル内のn 個の値を読みます。 |
[m,n] |
m 行 n 列の行列の中の  個の値を列の順に読みます。 |
size は、infを設定することはできません。そして、設定した値が、入力バッファにストアできない場合、エラーが生じます。
A = fread(obj, は、size,'precision')
precision で設定される精度を使って、バイナリデータを読みます。
precision は、各値に対して、読み込むバイト数をコントロールし、これらのバイト数を整数、浮動小数点数、キャラクタ値として解釈します。precision を指定していない場合、uchar (符号なし 8-ビットキャラクタ)が使われます。デフォルトで、数値は、倍精度配列で戻されます。precision に対して、サポートされている値は、注意に記述されている一覧を参照してください。
[A,count] = fread(...)
は、読み込んだ値の数をcountに出力します。
[A,count,msg] = fread(...)
は、読み込み操作が失敗した場合に、ワーニングメッセージを msg に戻します。
注意
デバイスからデータを読む前に、関数 fopen を使って、obj に接続する必要があります。接続されたシリアルポートオブジェクトは、Status プロパティ値がopenです。obj がデバイスに接続されていないときに、読み取り操作を行おうとするとエラーが生じます。
msg が、出力引数として含まれてなく、読み取り操作がうまく行かない場合、ワーニングメッセージがコマンドラインに戻ります。
ValuesReceived プロパティ値は、fread が起動する度に、読み込んだ値の数だけ増加します。
help コマンドを使って、fread に対するヘルプを表示する場合、つぎのパス名を与える必要があります。
help serial/fread
バイナリ読み取り操作を完了するルール
つぎの事柄が終了するまで、fread を使った読み取り操作は、MATLAB コマンドラインへのアクセスを停止します。
Timeout プロパティで設定した時間が経過する。注意
Terminator プロパティは、バイナリ読み取り操作では、使用されません。
|
サポートされている精度
precision に対してサポートされている値を、つぎに示します。
関数
プロパティ
BytesAvailable, BytesAvailableAction, InputBufferSize, Status, Terminator, ValuesReceived
| | fread | freqspace | |