MATLAB Function Reference    
dir

ディレクトリリストの表示

グラフィカルインタフェース

関数dirの別な使い方として、カレントディレクトリブラウザ(Current Directory browser)を使います。それをオープンするには、MATLABのビュー(View)メニューからCurrent Directoryを選択します。

表示

詳細

dir は、カレントの作業用ディレクトリの中のファイルの一覧を表示します。

dir name は、指定したファイルを一覧表示します。引数 name は、パス名、ファイル名、また、その両方でも構いません。ユーザは、絶対パス、相対パス、ワイルドカードのいずれも使用することができます。

files = dir('directory') は、指定したディレクトリ(dirnameが指定されていない場合、カレントディレクトリ)の中のファイルの一覧を表示し、つぎのフィールドをもつm1 列の構造体を出力します。

name
ファイル名
date
修正した日付
bytes
ファイルに割り当てたバイト数
isdir
name がディレクトリの場合 1、他の場合 0 です。

例題

ユーザのカレントの作業用ディレクトリの中の MAT ファイルを見るには、つぎのようにします。

MATLAB の audio ディレクトリの中のM-ファイルを見るには、つぎのように入力します。

ファイルのリストを変数 audio_files に出力するには、つぎのように入力します。

MATLAB は、構造体配列の中の情報を出力します。

特別なアイテムにアクセスするには、構造体の中のインデックスを使います。たとえば、つぎのように使います。

参考
cd, delete, filebrowser, ls, type, what


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