MATLAB Function Reference | ![]() ![]() |
表示
bar(Y) bar(x,Y) bar(...,width) bar(...,'style
') bar(...,LineSpec
) [xb,yb] = bar(...) h = bar(...) barh(...) [xb,yb] = barh(...) h = barh(...)
詳細
バープロットは、ベクトルまたは行列の中の値を水平バーまたは垂直バーで表示します。
bar(Y)
は、Y
の中の各要素について、一つのバーを描きます。Y
が行列の場合、bar
は、各行の要素で作成されるバーを一つのグループとして表示します。x軸は、Y
がベクトルの場合、1 から length(Y)
の範囲にスケーリングされます。そして、Y
が行列の場合、1 から行数 size(Y,1)
の範囲でスケーリングされます。
bar(x,Y)
は、x
で設定した位置で Y
の各要素に対するバーを描きます。ここで、 x
は、垂直バーに対するx
軸の間隔を定義する単調増加のベクトルです。Y
が行列の場合、bar
は x
の要素に対応する位置に、それに対応する Y
の行の要素を一つのグループとして表示します。
bar(...,width)
は、相対的なバーの幅を設定し、一つのグループの中で複数表すバーの間隔を制御します。デフォルト width
は 0.8
で、 x
を指定しなければ、一つのグループのバーの間隔は、わずかに離れています。width = 1
の場合、グループの中で、各々のバーは隙間なく表示されます。
bar(...,'
は、バーのスタイルを設定します。 style
')
'
style
'
は、 'group'
または 'stack'
で設定できます。 'group'
は、デフォルト表示モードです。
'group'
は、一つのグループが m
個のバーをもつ n
グループを表示します。ここで、n
は、Y
の行数で、m
は列数です。一つのグループは、Y
の列単位に表されたバー集団です。 'stack'
は、Y
の各行に対して、一つのバーを表します。バーの高さは、行の要素の和になります。各々のバーは、複数のカラーで色付けされ、各々のカラーは、各要素に対応し、総和に占める割合として示されます。bar(...,
は、引数 LineSpec
)
LineSpec
により設定されるカラーを使って、すべてのバーを表示します。
[xb,yb] = bar(...)
は、plot
(xb,yb)
、または、patch
(xb,yb,C)
のどちらかを使ってプロットするベクトルを出力します。この方法は、バープロットを、たとえば、より豊富な機能をもつ plot
ステートメントと共に使って、グラフ表示をさらに制御することができます。
h = bar(...)
は、Patch
グラフィックオブジェクトに対するハンドル番号からなるベクトルを出力します。 bar
は、Y の列毎に一つの Patch
グラフィックオブジェクトを作成します。
barh(...)
は、水平なバーを作成します。,
[xb,yb] = barh(...)と h = barh(...)
Y
はバーの長さを決定します。ベクトルx
は、水平バーに対して y 軸の間隔を設定する単調増加ベクトルです。
例題
x = -2.9:0.2:2.9; bar(x,exp(-x.*
x)) colormap hsv
![]()
bar
コマンドの引数による影響を示す4 つのサブプロットを作成します。
Y = round(rand(5,3)*
10);
subplot(2,2,1)
bar(Y,'group')
title 'Group'
subplot(2,2,2) bar(Y,'stack') title 'Stack'
subplot(2,2,3) barh(Y,'stack') title 'Stack'
subplot(2,2,4) bar(Y,1.5) title 'Width = 1.5'
参考
bar3
, ColorSpec
, patch
, stairs
, hist
![]() | balance | bar3, bar3h | ![]() |