MATLAB Function Reference    
ColorSpec

カラーの仕様

詳細

ColorSpec は、コマンドではありません。MATLAB の色を指定する 3 つの方法を参照します。

省略名と完全名は、MATLAB の文字列で 8 個の既定の色を指定します。RGB の 3 要素は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 要素の行ベクトルです。強度は、[0 1] の範囲でなければなりません。つぎの表は、既定の色と等価な RGB を表わしたものです。

RGB 値
省略名
完全名
[1 1 0]
y
yellow
[1 0 1]
m
magenta
[0 1 1]
c
cyan
[1 0 0]
r
red
[0 1 0]
g
green
[0 0 1]
b
blue
[1 1 1]
w
white
[0 0 0]
k
black

注意

8個の既定の色とユーザが RGB 値として指定した色は、Figure のカラーマップの一部ではなく、Figure のカラーマップに対する変更によって影響を受けません。これらは、カラーマップの色ではなく、固定カラーとして参照されます。

例題

Figure のバックグランドカラーを緑に変更するために、色を省略名、完全名、RGBの 3 要素として指定します。これらのステートメントは同じ結果になります。

色を定義する必要があるところで ColorSpec を使うことができます。たとえば、つぎのステートメントは Figure のバックグランドカラーをピンクに変更します。

参考

bar, bar3, colordef, colormap, fill, fill3, whitebg


 colormap colperm