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bar3(Y) bar3(x,Y) bar3(...,width) bar3(...,'style') bar3(...,LineSpec) h = bar3(...) bar3h(...) h = bar3h(...)
詳細
bar3 と bar3h は、各々の 3 次元の垂直バープロットと水平バープロットを表示します。
bar3(Y)
は、3 次元のバープロットを表示します。ここで、Y の各々の要素が一つのバーに対応します。Y がベクトルの場合、x 軸は 1 から length(Y) の範囲でスケーリングされます。Y が行列の場合、x 軸は、1 から size(Y,2) すなわち、列数の範囲でスケーリングされます。そして、各行の要素は、グループ化されます。
bar3(x,Y)
は、xの中で設定された位置に Yの要素のバープロットを描きます。ここで、xは垂直バーに対して、y軸の間隔を定義する単調増加ベクトルです。Y が行列の場合、bar3 は xの要素に対応する位置に、Y の同じ行からの要素を表示します。各々の行の中の要素値は、お互いに一つのグループとしてまとめられます。
bar3(...,width)
は、バーの幅を設定し、一つのグループの中でバーの間隔幅を制御します。デフォルトの width は 0.8 です。それで、xを設定していなければ、一つのグループの中でバーは、わずかに離れて表示されます。 width が 1 の場合、一つのグループの中のバーはお互いに隙間なく表示されます。
bar3(...,' は、バーのスタイルを設定します。style')'style'は、'detached','grouped','stacked'のいずれかを設定できます。'detached'は、表示のデフォルトモードです。
'detached' は、x 方向に各々の後ろに分離したブロックとして、Yの各々の行の要素を並ベた型で表示します。'grouped' は、一つのグループが m 個の要素バーをもつn グループを表示します。ここで、n は Yの行数で、 mは Y の列数です。1つのグループは、Yの列単位に表わされたバー集団です。 'stacked' は、Yの各行に対して一つのバーを表します、バーの高さは、各行の要素の和になります。各々のバーは、複数のカラーで色付けされ、各々のカラーは、各要素に対応し、総和に占める割合として示されます。bar3(..., は、LineSpec)
LineSpecにより設定されたカラーを使って、すべてのバーを表示します。
h = bar3(...)
は、Patch グラフィックオブジェクトのハンドル番号からなるベクトルを出力します。 bar3 は、Y の列単位に一つの Patch オブジェクトを作ります。
bar3h(...) と h = bar3h(...)
は、水平バーを作成します。 Y は、バーの長さを決定します。ベクトル x は、水平方向のバーに対して、 y 軸間隔を設定する単調増加ベクトルです。
例題
bar3 で使用する種々の引数の影響を示すため、6つのサブプロットを作成します。データYは、7行3列の行列で、coolカラーマップを使用して作成します。
Y = cool(7); subplot(3,2,1) bar3(Y,'detached') title(`Detached')
subplot(3,2,2) bar3(Y,0.25,'detached') title(`Width = 0.25')
subplot(3,2,3) bar3(Y,'grouped') title(`Grouped')
subplot(3,2,4) bar3(Y,0.5,'grouped') title(`Width = 0.5')
subplot(3,2,5) bar3(Y,'stacked') title(`Stacked')
subplot(3,2,6) bar3(Y,0.3,'stacked') title(`Width = 0.3')
colormap([1 0 0;0 1 0;0 0 1])
参考
| bar, barh | base2dec | ![]() |