Programming with MATLAB    

キャラクタ配列 (文字列)


この章は、MATLABがサポートする文字列データについて説明します。ここでは、文字列キャラクタ配列とセル配列の2通りの文字の表現法を示します。

また、以下のような文字列データで実行できる演算についても記述します。

以下の表の文字列関数は、MATLAB Toolboxのstrfun デレクトリに格納されています。

カテゴリ
関数名
詳細
一般的なもの
blanks
ブランク文字列
cellstr
キャラクタ配列から文字列のセル配列を作成
char
キャラクタ配列の作成 (文字列)
deblank
後ろに続くブランクを取り除く
eval
MATLAB表現を使った文字列の実行
文字チェック
iscellstr
文字列のセル配列に対して真
ischar
 キャラクタ配列に対して真
isletter
アルファベット文字に対して真
isspace
スペースキャラクタに対して真
文字演算
 
findstr
お互いの中の任意の文字列の検索
lower
小文字に変換
strcat
文字列の連結
strcmp
文字列の比較
strcmpi
大文字、小文字を無視した文字列の比較
strjust
入力が文字列ならばそのまま出力
strmatch
文字列に対して一致しているものの検索
strncmp
文字列の最初のNキャラクタを比較
strncmpi
大文字、小文字を無視したNキャラクタの比較
strrep
文字列の置き換え
strtok
文字列の中のトークンの検索
strvcat
文字列を垂直的に連結
upper
大文字に変換
文字列と数字
の変換
double
文字列を数値コードに変換
int2str
整数を文字列に変換
mat2str
行列を実行可能な文字列に変換
num2str
数字を文字列に変換
sprintf
書式付きデータを文字列に変換
str2double
文字列を倍精度数に変換
str2mat
文字列からキャラクタ配列の作成
str2num
文字列を数字に変換
sscanf
書式形式に従って文字列を読む
基底数の変換
base2dec
基底B文字列を10進整数に変換
bin2dec
バイナリ文字列を10進整数に変換
dec2base
10進整数を基底B文字列に変換
dec2bin
10進整数をバイナリ文字列に変換
dec2hex
10進の整数を16進に変換
hex2dec
16進文字列を10進の整数に変換
hex2num
IEEE16進を倍精度数に変換


  メモリ使用に関する注意 キャラクタ配列