| Programming with MATLAB |
キャラクタ配列
MATLABの中で、文字列はキャラクタの配列とします。MATLABは、各キャラクタを内部で、対応する数値として表現します。しかし、これらの値を直接アクセスしない限り、スクリーン上で表示するように単にキャラクタとして取り扱うことができます。
キャラクタ配列の作成
キャラクタデータは、シングルクォテーションマークで囲んで設定してください。例えば、つぎのラインは、nameと名付けられた1行13列のキャラクタ配列を作成します。
name = 'Thomas R. Lee';
Name Size Bytes Class name 1x13 26 char array
1キャラクタは、ストレージの中で2バイトを使うことがわかります。
関数classとischarは、1キャラクタ配列でnameの識別を示します。
class(name)
ans =
char
ischar(name)
ans =
1
2つ以上のキャラクタ配列を結合させて、新たなキャラクタは配列を作ることもできます。
文字列の結合関数strcat、または、MATLAB結合演算子[]を使います。
name = 'Thomas R. Lee'; title = ' Sr. Developer'; strcat(name,',',title) ans = Thomas R. Lee, Sr. Developer
また、関数 strvcatを用いると、垂直に文字列を結合することができます。
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