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[z,p,k] =
tf2zp(b,a)
詳細
[z,p,k]
は、伝達関数パラメータ =
tf2zp(b,a)
b
と a
から零点z
、極p
、ゲインk
を求めます。
b
の列として表されます。 a
で表されます。与えると、tf2zp
の出力から単入力、多出力(SIMO)の分解した伝達関数型を作成することができます。
a
は、s (または、(z-1)の次数の高いものから低いものへ分母多項式A(s) (または、A(z))の係数を設定します。b
のi 番目の行は、分子多項式(B(s)またはB(z))の係数を表します。b
の行数は出力と同じに設定します。b
の列の数nbは、ベクトルa
の長さnaより短いか等しくなければなりません。b
の列の数nbは、ベクトルa
の長さnaより短いか等しくなければなりません。仮に、この条件が満たされていない場合、関数eqtflength
を使って、同じ長さのベクトルにしてください。z
の列に出力されます。この列は、b
の行数と同じです。 p
に出力され、各分子伝達関数のゲインはベクトルk
に出力されます。関数tf2zp
は、MATLABの基本モジュールに含まれています。
例題
% 分子ベクトルbと分母ベクトルaを設定 b=
[2 3]; a=
[1 0.4 1]; % tf2zpを使う前に、関数eqtflengthを使って、分子と分母の長さを等しくします。 [b,a] = eqtflength(b,a); % tf2zp を使って、零点-極-ゲイン型を作成 [z,p,k]=
tf2zp(b,a) z = 0 -1.5000 p = -0.2000 + 0.9798i -0.2000 - 0.9798i k = 2
参考
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ディジタルフィルタ2次型にパラメータを零点-極-ゲイン型に変換 |
|
状態空間フィルタパラメータから零点-極-ゲイン型への変換 |
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ディジタルフィルタ伝達関数パラメータを二次型に変換 |
|
伝達関数フィルタパラメータを状態空間型に変換 |
|
零点-極-ゲイン型フィルタパラメータを伝達関数型に変換 |
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