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eqtflength

伝達関数の分子の長さと分母の長さを等しくします。

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[b,a] = eqtflength(num,den) は、ベクトルnumdenのいずれかを変更して、出力ベクトルbaの長さを等しくなるようにします。入力ベクトルnumdenの長さは、同じではありません。ベクトルnumは、離散時間伝達関数の分子多項式を、ベクトルdenは、分母多項式を表します。結果求まる分子bと分母aは、入力と同じ離散時間伝達関数を表しますが、異なる部分は、分子の長さと分母の長さが一致していることです。

tf2sstf2zpのような伝達関数変換関数を離散時間モデルに適用する前に、ベクトル長の等しい分子と分母を得るために、関数eqtflengthを使ってください。

例題

アルゴリズム

eqtflength(num,den)は、必要に応じて、numまたはdenにゼロを付加します。また、numdenに共通する不必要なゼロが存在する場合は、それを除去します。

参考
tf2ss
伝達関数から状態空間(State space)型に変換
tf2zp
伝達関数から零点-極-ゲイン型に変換


 ellipord fdatool