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[b,a] = eqtflength(num,den)
詳細
[b,a] は、ベクトル = eqtflength(num,den)
numとdenのいずれかを変更して、出力ベクトルb と aの長さを等しくなるようにします。入力ベクトルnum と denの長さは、同じではありません。ベクトルnumは、離散時間伝達関数の分子多項式を、ベクトルdenは、分母多項式を表します。結果求まる分子bと分母aは、入力と同じ離散時間伝達関数を表しますが、異なる部分は、分子の長さと分母の長さが一致していることです。
tf2ss や tf2zpのような伝達関数変換関数を離散時間モデルに適用する前に、ベクトル長の等しい分子と分母を得るために、関数eqtflengthを使ってください。
例題
num = [1 0.5];
den = [1 0.75 0.6];
[b,a] = eqtflength(num,den)
b =
1.0000 0.5000 0
a =
1.0000 0.7500 0.6000
アルゴリズム
eqtflength(num,den)は、必要に応じて、numまたはdenにゼロを付加します。また、numとdenに共通する不必要なゼロが存在する場合は、それを除去します。
参考
tf2ss |
伝達関数から状態空間(State space)型に変換 |
tf2zp |
伝達関数から零点-極-ゲイン型に変換 |
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