Signal Processing Toolbox | ![]() ![]() |
表示
[z,p,k]=
sos2zp(sos) [z,p,k]=
sos2zp(sos,g)
詳細
sos2zp
は、与えられたディジタルフィルタの2次型表現を等価な零点-極-ゲイン表現に変換します。
[z,p,k]
は、2次型形式のシステム =
sos2zp(sos)
sos
を、零点z
、極p
、およびゲインk
に変換します。H(z)の2次型形式は、次式によって与えられます。
ここで、Lはsos
の行数です。sos
は、つぎのように構成されるL行6列の行列です。
列ベクトルz
およびp
は、伝達関数H(z)の零点および極を含みます。
[z,p,k]
は、ゲイン =
sos2zp(sos,g)
g
をもち、2次型で表わされたシステムsos
を零点z
、極p
、ゲインk
に変換します。
例題
単純な2次型形式のシステムの極、零点、およびゲインを計算します。
sos = [1 1 1 1 0 -1; -2 3 1 1 10 1];
[z,p,k] = sos2zp(sos)
z =
-0.5000 + 0.8660i
-0.5000 - 0.8660i
1.7808
-0.2808
p =
-1.0000
1.0000
-9.8990
-0.1010
k
-2
アルゴリズム
sos2zp
は、繰り返しtf2zp
を使って、各2次型表現の極と零点を求めます。
参考
|
ディジタルフィルタの2次型から状態空間(State space)型への変換 |
|
2次型から伝達関数型への変換 |
|
状態空間(State space)フィルタパラメータから零点-極-ゲイン型への変換 |
|
伝達関数型から零点-極-ゲイン型への変換 |
|
ディジタルフィルタの零点-極-ゲイン型から2次型への変換 |
![]() | sos2tf | sosfilt | ![]() |