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[A,B,C,D]=
sos2ss(sos) [A,B,C,D]=
sos2ss(sos,g)
詳細
sos2ss
は、与えられたシステムの2次型表現を等価な状態空間(State space)表現に変換します。
は、2次型形式のシステム[A,B,C,D] = sos2ss(sos)
sos
を単入力単出力の状態空間(State space)表現に変換します。
ここで、Lはsos
の行数です。sos
は、つぎのように構成されるL行6列の行列です。
状態空間(State space)型に適切に変換するには、sos
の入力要素は実数でなければなりません。出力される行列A
はN行N列の大きさとなります。ここで、N =
2L-1です。B
は長さN-1の列ベクトル、C
は長さN-1の行ベクトル、またD
はスカラです。
は、ゲイン[A,B,C,D] = sos2ss(sos,g)
g
をもち、2次型で表わされたシステムsos
を変換します。
例題
単純な2次型形式のシステムの状態空間(State space)表現を計算します。
sos=
[1 1 1 1 0 -1; -2 3 1 1 10 1]; [A,B,C,D
]=
sos2ss(sos) A = -10 0 10 1 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 B = 1 0 0 0 C = 21 2 -16 -1 D = -2
アルゴリズム
sos2ss
は、まず、sos2tf
を使って、2次型を伝達関数に変換し、その後、伝達関数から状態空間(State space)にtf2ss
を使って変換します。
参考
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2次型から伝達関数型への変換 |
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2次型から零点-極-ゲイン型への変換 |
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状態空間(State space)型から2次型への変換 |
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伝達関数型から状態空間(State space)型への変換 |
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零点-極-ゲイン型から状態空間(State space)型への変換 |
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