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c = sos2cell(m)
詳細
c = sos2cell(m)
は、関数 tf2sos
により生成した L 行 6列の2次型断面行列を、1 行 2 列のセル配列からなる1行 L 列のセル配列 c
に変換します。この c
を使って、L のカスケード型の2次断面をもつ量子化フィルタを指定します。
m = [b1 a1;b2 a2; ... ;bL aL]
ここで、bi
と ai
は、1行3列の行ベクトルです。ここで、i = 1, ..., L です。結果の c
は、つぎの型をしたセルからなる 1行 L のセル配列です。
c = { {b1 a1} {b2 a2} ... {bL aL} }
c = sos2cell(m,g)
オプションのゲイン項 g
を設定することで、定数
g
を、c
に付加したものとして出力します。コマンドの中で、加算的なゲイン項を使用する場合、c
は、つぎの型をしたセルの1 行 L 列のセル配列になります。
c = {{g,1} {b1,a1} {b2,a2}...{bL,aL} }
例題
sos2cell
を使って、関数 tf2sos
で作成した2行6列の2次型断面行列をセルの1行2列のセル配列 c
に変換します。c
の中の最初のセルの2番目の要素を表示します。
[b,a] = ellip(4,0.5,20,0.6); m = tf2sos(b,a); c = sos2cell(m); c{1}{2} ans = 1.0000 0.1677 0.2575
参考
tf2sos |
伝達関数を2次型断面に変換 |
cell2sos |
2次型断面に対するセル配列を行列に変換 |
![]() | sinc | sos2ss | ![]() |