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h=
freqs(b,a,w) [h,w]=
freqs(b,a) [h,w]=
freqs(b,a,n) freqs(b,a)
詳細
freqs
は、ベクトルb
およびa
に分子および分母の係数が与えられた場合、アナログフィルタの複素周波数応答H(jw) (ラプラス変換)を出力します。
h
は、係数ベクトル =
freqs(b,a,w)
b
およびa
によって設定されたアナログフィルタの複素周波数応答を出力します。freqs
は、実数ベクトルw
に設定した周波数で複素平面の虚軸に沿って周波数応答を算出します。
[h,w]
は、周波数応答 =
freqs(b,a)
h
を計算する200個の周波数点w
を自動的に設定します。
[h,w]
は、周波数応答 =
freqs(b,a,n)
h
を計算するn
個の周波数を設定します。
出力引数を設定せずにfreqs
を使用すると、周波数に対するゲインおよび位相応答をカレントのFigureウィンドウにプロット表示します。
freqs
は、実数入力システムと正の周波数に対してのみ機能します。
例題
次式によって与えられる伝達関数の周波数応答を求め、それをグラフ表示をします
a=
[1 0.4 1]; b=
[0.2 0.3 1]; w=
logspace(-1,1); freqs(b,a,w)
h=
freqs(b,a,w); mag=
abs(h); phase=
angle(h); subplot(2,1,1), loglog(w,mag) subplot(2,1,2), semilogx(w,phase)
ヘルツ、 dB および角度に変換するには、つぎのようにします。
f=
w/(2*pi); mag=
20*log10(mag); phase=
phase*180/pi;
アルゴリズム
freqs
は、各周波数点で多項式を計算し、それから分子応答を分母応答で除算します。
s=
i*w; h=
polyval(b,s)./polyval(a,s);
参考
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絶対値(ゲイン) |
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位相角 |
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ディジタルフィルタの周波数応答 |
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周波数データからの連続系(アナログ)フィルタの同定 |
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対数等間隔ベクトルの生成(MATLAB Function Referenceを参照) |
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多項式の計算(MATLAB Function Referenceを参照) |
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