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dftmtx

離散フーリエ変換行列

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離散フーリエ変換行列は、単位円周上の値からなる複素数行列で、あるベクトルにこの行列を乗算することにより、そのベクトルの離散時間フーリエ変換を計算します。

A = dftmtx(n) は、nn列の複素数行列Aを出力し、長さnの列ベクトルxに乗算すると、

は、xの離散フーリエ変換を計算します。

逆離散フーリエ変換行列は、つぎのようになります。

例題

実際に、離散フーリエ変換の計算には、FFTアルゴリズム

よりも、つぎのフーリエ変換行列

を使用する方が、効率的に計算され、メモリの消費も節約されます。

アルゴリズム

dftmtxは、外積を使って、変換行列を生成します。

参考
convmtx
コンボリューション行列
fft
1次元高速フーリエ変換


 demod diric